谷中中校長室だより

地域・保護者の皆さんにいっそう信頼される学校を目指し、よりタイムリーに学校の様子をお知らせします。

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教育制度の視察報告(その一)

9月30日(火)と10月1日(水)の二日間、広島県呉市と京都市の二つの中学校に視察(訪問調査)に出張させていただきました。

足立区中学校長会の委員会組織による、管外に出張しての調査で、ねらいは「小中一貫教育に関する先進校の取り組み」を視察することでした。

今回はその視察についての、個人的な感想・意見をお知らせします。2回に分けてお知らせする予定で、第一回目は呉市立呉中央中学校についてです。

中央中

広島市まで新幹線で4時間、そのあと在来線に乗り換えて30分ほどかかり、待ち合わせ時間を入れれば呉市までは約5時間かかりました。

遠かったのですが、出かけた甲斐がありました。

呉市立中央中学校(もと、二河中学校、五番町小学校、二河小学校が一貫校となった学園)には、まさに「生みの苦しみと喜び」がありました。

現在小中一貫教育を開始して9年目になるそうですが、先例が何もないところから始めて、ひとつひとつ積み木を積み上げていくような努力のあとを聞かせてていただき、頭の下がる思いがしました。

呉市立中央中学校は小中の6-3制度の9年間を、前期4年、中期3年、後期2年に分けて考える仕組み(いわゆる4-3-2制度)に変えて、指導を進めていました。

カリキュラム

特に小学校と中学校の橋渡しになる中期(小学校の5,6年と中学校の1年をひと括りにする時期)の指導を重視し、①学力の向上 ②人間関係づくり ③進路選択能力をつける、の三つの観点から具体的な指導に取り組んでいました。

小学校の教師集団と中学校の教師集団とでは、子どもへのアプローチ(指導観、指導内容や方法)が伝統的に多少の差異がある中、お互いに協力して指導するのは、慣れるまでは大変だったと思います。

小中一貫

ただ、小中一貫教育の方が、「子どもはよりよく成長する」「保護者の期待にこたえられる」と信じて実践してきており、各種のデータがその信念を裏付けていました。

まだまだ「課題は多いんです」ということでしたが、小中一貫教育9年間の取り組みは、初めての卒業生を出すところまで来ており、多くのすぐれた実践を提示してもらえました。

谷中中学校のように普通の6-3制を実施している中学校の教育活動にとっても、改善へのヒントをたくさんいただけたと思っています。















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研究会で発表

昨(26日)の土曜日、教育者研究会が開かれ、私も「事例発表」を行いました。

この会の主催はモラロジー研究所で、今年度第45回を数えています。会場は綾瀬駅近くの「プルミエ」でした。

教育者研究会
研究会の案内リーフレット 


モラロジー研究所は千葉県柏市にある麗澤大学に本部があり、私も何度か大学内での講演会に参加し、聴講させていただいたことがあります。

事例発表は小学校の副校長1名、小学校の校長1名、中学校の校長1名が行いました。

会場風景
会場風景。 昨年度までは、足立、荒川、北区の3区合同開催でしたが、今年度から足立単独の開催になりました。 


中学校部門で、私は『「共に希望を語り、共に目標の実現を喜ぶ」学校づくり』というテーマで30分間お話をいたしました。

主な内容は、
①数学科・英語科で少人数・習熟度別授業を実施していること、
成績コメント中間通知を行っていること、
職場体験・上級学校訪問を行っていること、
学校運営協議会を設置し、地域住民・保護者の方々に学校運営に参画していただいていること、
⑤ホームページを活用して、学校情報を素早く発信していること、などをお話しました。

また、これらの教育活動の根底にある考え方として、次の5点をお話しました。

①生徒は皆、「できる」ようになりたい、「分かる」ようになりたい、「成長」したい、と思っている。
②生徒は皆「社会に役立つ人間」になりたい。
③一生懸命に働いている大人から直接学ぶ実感・体験が貴重である。
④「必ずできるようになる」という、子どもの可能性を信じる(その信念を子どもと教師、親が共有、共感することが大切)
⑤「子どもは教師の先生」→教師の働きかけが適切かどうかは、子どもが答を出してくれる→子どもの成長する姿こそが答えである。→よって教師は子どもから学んでいる、といえる。

短い時間での発表でしたから、十分に意を尽くせたかどうか心配でした。

しかし、何人かの参加者の方が私の席に来られ、「よいお話をありがとうございました」「大いに勇気付けられました」等のコメントをいただき、ほっとしました。

分科会
分科会の発表


午後の分科会に分かれてのディスカッションも面白かったです。実践こそが、子どもを変え、教師を変え、学校を変える。やはり、現場での実践が何よりも大切だということを、改めて感じました。

「一人ひとりの子どものめんどうをよくみる。丁寧に、親身になってみる」という実践を今後も全教職員で取り組んでいきたいと思いました。

夏休みに入ります

保護者、地域の皆様

日頃谷中中学校の教育活動にご理解とご協力をいただきまして、ありがとうございます。

本日の「夏季休業日前全体集会」をもちまして、前期の教育活動は一段落し、夏休みに入ることになりました。
夏休み前集会
夏休み前全体集会 校長が話をしています


思えば、嵐のように風雨の強い入学式から、雨で流されそうになった体育祭など、この4月から7月までの間に、さまざまな紆余曲折がありましたが、目指していた教育活動がほぼ順調に、十分な成果を上げて、実施できました。

もちろん、このような成果を上げることができましたのは、PTAの皆様、地域の皆様の絶大な支持とご支援をいただいたおかげだと、心から感謝しております。

特に、学校運営に参画していただき、節目節目に適切なご意見をいただいた学校運営協議会の皆様、そして具体的な実務の場面で働いていただいた開かれた学校づくり協議会の皆様には、深謝いたしております。

明日から夏休みに入りますが、学校としましては夏休み中も次のことに努力してまいります。

①学力補充教室の積極的な運営
 外部講師(早稲田アカデミー)による学力補充教室は、今年で3年目です。今年はこれまでの経験をふまえ、いっそう充実した教室運営をしたいと考えております。外部講師だけではなく、本校教員も自前の勉強会を計画しております。

②活発な部活動
 野球部が春の足立区大会で準優勝し、都大会に進出したこと、また夏の大会は区大会3位の好成績だったこともあり、その他の有望な運動部、文化部もこの夏は練習に力を入れています。

③図書館を月~金は毎日開館
 図書館司書が配置されたことを受けて、月曜日から金曜日までの午後1時から4時30分まで、(水曜日は午後3時30分まで)毎日開館します。生徒が積極的に読書をしたり、自学自習に取り組める体制を、区教委のご配慮により、整えることができました。

④校外生活指導の充実
 夏の盆踊りでは、生徒の深夜徘徊が心配されるところですが、谷中中学校では、次の体制で臨みます。
 ァ) 夜9時まではPTA、教員がチームになってパトロールを行う。
 イ) 9時以降は「おやじの会」の皆さんがパトロールを行う。
 特に、今年から「おやじの会」の皆さんが積極的にかかわってくださることになり、喜んでおります。

⑤ 夏の間に周年行事の準備を進める
 夏休み中には、記念演奏会を開いてくださる「海上保安庁音楽隊」の責任者の方々が下見に来校されたり、祝賀会に出すお料理の試食会を開いたり…等々、着々と準備を進めます。皆さんのご協力をお願いいたします。

今年の夏は北京オリンピックも開催されます。学校内外ともに、熱い充実した夏になりそうです。



夏休み中図書室を開館します

今日も暑いですね。もう梅雨は明けたんでしょうか?

「梅雨明け宣言」をまだ聞いていないような気がしますが…。

それはさておき。

夏休みに「勉強をしよう、読書をしよう」と考えている生徒諸君に朗報です。

今年は夏休み中に図書室を毎日開館することにします。

昨年の夏休みにはなかったことなので、ビッグニュースですよね。

今年は足立区教育委員会のご配慮で、谷中中学校にも図書館司書を配置していただくことになりました。

図書室
図書室の様子


おかげで、夏休み中に図書室が開館できることになりました。

夏休み期間中、7月22日(火)から開始し、8月22日(金)までの、土日をのぞく、月曜日から金曜日まで毎日開館します。(ただし、8月11日から15日までのお盆期間中は休館します)。

開館時間は午後1時から午後4時半まで(ただし水曜日のみ、3時半まで)です。

司書
図書の整理をしている司書の先生


今度赴任された図書館司書の先生は、本や読書についての相談にのってくれると思いますので、気軽に質問をしてみてください。

夏休みの間、静かな、涼しい図書室でじっくり読書や自学自習が進められるといいですね。


3月24日 保護者会

今日は午前中は2時間のクリーンアップ作戦(大掃除)、午後は保護者会がありました。


(オンマウスで別画像)  学校近隣のお宅の庭に咲く花  ぼけ  
<今回の写真は本文とは関係がありません>

保護者会では、現1,2年生の保護者の皆さんに、校長として次のような話をしました。

① 来年度はおかげさまで、谷中中への入学希望者が増え、学級数が2クラス増える。それに伴い、教員の定数も2名増加する。英語1名、美術1名を増やす予定である。

② 自由選択制度のもとで、一時は減っていた入学希望者が増加に転じ、谷中中が抽選校になったのは、地域の方々、PTAの皆さんのご理解とご協力のおかげであり、感謝している。

③ 谷中中の先生たちも頑張ったのである。そして、生徒たちも勉強に、部活動に、ボランティア活動に一生懸命に取り組んだ。その成果があったために、谷中中の評判がよくなったのだと考えている。

④ 来年度の学校経営方針は、基本的には19年度の方針を継続する。

⑤ しかし、30周年記念行事の準備が新たな課題となる。よい記念行事ができるように、学校を挙げて取り組む考えである。皆さんのご協力をお願いしたい。


(オンマウスで別画像)  学校近隣のお宅の庭に咲く花  サンシュユ  
<今回の写真は本文とは関係がありません>

⑥ 少人数の習熟度別授業は来年度も全学年、全クラスの数学、英語で実施する。

⑦ 前期の中間、後期の中間に、全教科の教員が生徒一人ひとりに「できたところ、こうすれば伸びるよ」というコメントを書くこと(いわゆる中間通知コメント)は来年度も実施する。通知表は前期末、後期末にお渡しする。

⑧ 図書館活動を活発にする。そのために、図書館指導補助員(仮称)を導入する考えである。

⑨ 部活動は今年度開設しているものを、継続していく考えである。

⑩ コミュニティスクールとして、学校運営協議会が学校経営に参画するシステムは次年度も継続する。


全体会の後、各学年に別れて、茶話会などが開かれ、ざっくばらんな話し合いが行われたようです。

ご多忙のおり、保護者会に参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
 

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谷中中学校とは?

 本庄文男

Author: 本庄文男
東京都の北端に足立区があり、区の東部に谷中(やなか)中学校があります。
学校の自由選択制度のもと、一時は生徒数が激減しましたが、先生たちの頑張りと保護者や地域の人々の応援を得て、ひと学年のクラス数が、2→3→4と年々増加し、徐々に生徒が戻ってきました。このブログでは、そんな谷中中学校の日々の顛末(てんまつ)を記します。
なお、 谷中中学校HP も併せてご覧ください。

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