谷中中校長室だより

地域・保護者の皆さんにいっそう信頼される学校を目指し、よりタイムリーに学校の様子をお知らせします。

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鎌倉の路地

このあいだの日曜日、鎌倉にあじさいを見に行ったとき、鎌倉市内の路地をあちらこちら歩きました。

あじさいの仲間
路地の塀ぎわのあじさい


私は実は狭い路地が大好きなのです。

成就院のあじさいを見た後、切り通しの坂道を下って、長谷寺方面に向かいました。途中は、民家の集まる地域で、狭い路地が続いています。

民家の間のほそぼそとした路地には生活感があふれていて、普段着の鎌倉が見られます。買い物帰りのおばあちゃんや昆虫アミを持って走っていく小学生を見るとほっとします。

こんなことを書くと、お叱りの言葉が飛んで来そうです。

「路地ですって?それが学校教育と何の関係があるんですか?」などと。

そうですね…。

私の考えでは、学校経営の基礎となる「地域理解」の分野に該当すると考えています。

私が思うに、路地にはやさしさが感じられるのです。

たいていの路地はきれいに掃除されています。土地の人々が「自分の家の周りは自分できれいにする」精神を地道に実践しているのだと思います。

時計草
路地のフェンスの時計草


時計草2
路地のフェンスの時計草


また、民家の塀にはつる草がからまっていたり、塀と道路のわずかな隙間に花が咲いていたりします。ちょっとした心遣いで、路地をきれいに見せる工夫をしています。

namae
石垣の上の草花 名前は不詳


ある外国人記者が東京の下町を訪れて、「日本人は家の中からは見えない場所の、塀の外に花を咲かせている」と驚いていました。「これが日本の伝統文化というものの正体かもしれない」とも書いていました。

鎌倉の路地にも「通行人の皆さんに楽しんでもらうため」の花が咲いていました。

そう言えば、極楽寺でも、境内にはあまり花は咲いていませんでしたが、山門の外にはきれいなあじさいが咲いていました。

路地の花も、寺社の参道のあじさいも、つまるところは同じ心なのかも知れません。

「よくいらっしゃいました。ささやかな花を楽しんでいってください」

足立区の谷中・大谷田の民家の庭先や路地にも同じ心が表現されています。

校区を歩き、路地の花の写真を撮るたびに、「このささやかな気持ちが嬉しい」と思っています。

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鎌倉のあじさい PART2

あじさいを見に鎌倉に行って来ました。

と言っても、鎌倉は東京駅から普通電車で1時間ほどで行ける距離なので、あまり遠出したという感じはしません。

「ちょっと鎌倉まで行ってきた」という感じですね。手軽に行けるのが嬉しいです。

標識
標識には出ていないが、長谷寺も近い


今回は、長谷寺、極楽寺、成就院のあじさいを見ました。

斜面4
成就院の参道


斜面3
斜面のあじさい


クラウン
西洋あじさい


クラウン赤
西洋あじさい


白がくあじさい
白がくあじさい


成就院のあじさいについて、昨日の記事で「3年に一度は花を休ませる」と書きました。

しかし、ある方からメールをいただきました。「昨年は確かに成就院ではあじさいは咲いていなかったが、それは大雨のため、山の斜面が崩れたからだと聞いている」とのことでした。

「3年に1度養生説」は鎌倉の人力車のお兄さんがお客さんに説明しているのを、ちょうど通りかかった私が立ち聞きしたものです。

どちらが本当なんでしょうね。

斜面
成就院参道。由比ヶ浜が見える。 


成就院のホームページを覘いてみましたが、特に説明はありませんでした。あじさいの剪定(せんてい)についても調べてみましたが、「3年に一度休ませる」という記事は見かけませんでした。

どうやら、「山の斜面が大雨で崩れた説」に軍配が上がりそうです。

あじさいの花芽は前年の10月頃までに仕込まれるのだそうですが、それ以降に何かの原因で花芽がダメージを受けると、翌年は咲かないのだそうです。いくら根株がしっかりしていて、肥料をやってもダメなのだそうです。

ということは、今年の成就院のあじさいは自然災害のあと、それを乗り越えて初めて咲いた花だということですね。

なんとなく貴重な、よくぞ咲いてくれたと有り難く思えるあじさいです。

シーボルトが日本を出て、長い船旅を経てドイツに帰着したあと、日本から持ち帰ったあじさいが初めてヨーロッパの地で花を咲かせたときの、シーボルトの喜びがほんの少し分かるような気がしました。



  

鎌倉のあじさい 

忙中閑あり-ということで、この日曜日、週末カメラマンの私はあじさいを見に鎌倉に出向きました。

enodenn
江ノ電は満員でした。 


あじさい(紫陽花)は、幕末(1823)に長崎のオランダ商館にやってきた医師シーボルト(ドイツ人)の愛した植物の1つです。シーボルトは日本人妻お滝さんの名前をとって、あじさいの学名を Otakusa と名付けたこともよく知られています。日本原産で、シーボルトによってヨーロッパに紹介されたあじさいは、さまざまな物語を秘めている花です。

長谷寺
長谷寺


今回私が鎌倉のあじさいを見に行ったのは、実は谷中中学校の校庭や花壇に、もっとあじさいを植えられないか、という気持ちがあり、その下調べの意味もありました。

はせでら
長谷寺 斜面に咲くさまざまなあじさい


今回訪れたのは、長谷寺、極楽(ごくらく)寺、成就(じょうじゅ)院です。この三つの寺はお互いに近く、徒歩15分くらいの圏内にあります。

鎌倉のあじさい寺としては明月(めいげつ)院が有名ですが、明月院は頑固に一種類のあじさいしか植えていないので、いろいろなあじさいの花を見たい私としては、今回は明月院は訪問しませんでした。(以前にあじさいを見に訪れたことがあります)。

最初に長谷寺に行きました。ちょうどあじさいが見頃の時期なので、境内はごった返していました。あじさいは人気のある花なんだなと思いました。外国人の見物客も多かったです。

長谷寺は小高い場所に建っているので、海が見えました。海からの風が心地よかったです。

はせでらと海
長谷寺から海が見える


極楽寺は地味で、閑静な寺でした。境内はひっそりとしていましたが、門前のあじさいは種類が多く、きれいで、楽しめました。

極楽寺
極楽寺 山門


極楽寺2
極楽寺 青がくあじさい


極楽寺3
極楽寺のあじさい


極楽寺4
極楽寺のあじさい



長谷寺と極楽寺のあじさいを見たあと、成就院に行きました。

成就院は、3年に1度はあじさいの養生のために、茎をすべて切り取って花を咲かせない年を設定するのだそうです。

昨年がその養生の年に当たっており、昨年はひとつも花を見ることができなかったそうです。

今年は養生明けの年。成就院のあじさいはどんな花を咲かせているのか、楽しみでした。
(続く)


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谷中中学校とは?

 本庄文男

Author: 本庄文男
東京都の北端に足立区があり、区の東部に谷中(やなか)中学校があります。
学校の自由選択制度のもと、一時は生徒数が激減しましたが、先生たちの頑張りと保護者や地域の人々の応援を得て、ひと学年のクラス数が、2→3→4と年々増加し、徐々に生徒が戻ってきました。このブログでは、そんな谷中中学校の日々の顛末(てんまつ)を記します。
なお、 谷中中学校HP も併せてご覧ください。

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