谷中中校長室だより

地域・保護者の皆さんにいっそう信頼される学校を目指し、よりタイムリーに学校の様子をお知らせします。

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2月29日 校舎のペンキ塗り

谷中中学校は今年創立30周年を迎え、11月には記念行事を行う予定です。

11月の周年行事まであと8ヶ月。

用務主事さんたちは、それまでに学校をきれいにしようと、脚立に登って、手の届きにくい高い壁のペンキを塗り直していました。

ペンキ塗り


その同じ日、ちょうど学年末考査期間中で、給食はお休みでした。
給食倉庫では給食室の主任さんと副主任さんが、物品の片づけに精を出していました。

給食の片付け


今日で2月も終わりです。いよいよ明日から3月。年度のしめくくりの月です。
片付けと、新年度の準備とをきちんと進めたいものですね。



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2月28日 都立高校 合格発表

今日は都立高校の合格発表がありました。

午前9時より、一般入試・分割前期試験の合格者が各高等学校で発表されました。

谷中中学校の3年生諸君も見事に合格して、笑顔がはじける姿があちらこちらで見られました。


(オンマウスで別画像) 写真はいずれも Flicker より転載

ただ、少数ですが今回の試験で不合格になった生徒もいます。残念な気持ちになっていると思いますが、気を取り直して、次のチャンスの分割・後期試験に向けて、もう一踏ん張りしてほしいと思います。

2月27日 浅草の地口行灯(じぐちあんどん)

昨日の午後、中学校長会の研究発表会がありました。

私は学力向上研究委員会のメンバーでした。発表が無事に終わったあと、打ち上げを浅草でやるということになり、浅草に向かいました。

私は集合場所に少し早めに着いてしまったので、時間つぶしに浅草の六区近辺をブラブラと散歩することにしました。

浅草演芸ホールの前を通りました。ちょうど夜の部の落語や漫才で、場内は沸いていることでしょう。


(オンマウスで別画像)  №1 浅草演芸ホール
  №2 人力車の車夫が演芸ホールの説明をしている


さらにブラブラ浅草寺方面に進み、伝法院通りに出ました。

そこで私は、あっと驚いたのです。

なんと伝法院通りの各店の軒先(のきさき)には、あの地口行灯 (じぐちあんどん)が飾ってあるではありませんか!今まで何度も来たことがあるのに、気がつきませんでした。

(オンマウスで別画像)  №1 伝法院通りの店の軒先
  №2 おかめはちもく→おかめはちまき


地口行灯は、これまで博物館の展示で見たことがありましたが、実際に町なかで見るのは初めてだったので、感激しました。さすがは江戸の文化を今に伝える浅草だと思いました。


(オンマウスで別画像)  №1 飛んで湯に入る夏の武士
  №2  大かぶこ小かぶ 山から小僧がぬいてきた


あまり時間がなかったので、大急ぎで何枚かの写真を撮りました。

行灯に書かれた地口(駄洒落や、ことわざのパロディなど)は、足立区郷土博物館で見た作品よりも、短く、楽しめるものが多いように思いました。

浅草の地口行灯は町の雰囲気によく馴染んでいました。

2月26日 校内 花だより

今日は学年末テストの第2日目です。
生徒たちはおだやかにテストを受けていました。今日は午前中のみテストがあり、午後は授業はありません。生徒は家庭で明日の第3日目の試験の準備です。

先日の暴風(春一番)の後、かなり冷え込んだのですが、今日は再び暖かい日射しが戻ってきました。しかし、この陽気も夕方には終わり、その後雨模様に変わるという予報です。

午前中、校内の様子を見て回りながら、早春の校内の花の様子を撮影しました。

まずは、校庭から枝を切り取ってきて、室内栽培した桜の花です。

(オンマウスで別画像)

次に、これも冬期は室内に入れている ハカラメ(セイロンベンケイソウ) です。今見えているのはほう(くさかんむりに包)で、もうすぐ花が咲きます。

(オンマウスで別画像)

そして、カラスよけネットの下で、たくましく成長しているチューリップ。

(オンマウスで別画像)

めくるめく百花繚乱の季節はもうすぐです。

2月25日 こんなお弁当が食べたいな コンクール

「こんなお弁当が食べたいな コンクール」というのがありまして、その優秀作品、入賞作品が職員室前に掲示されていました。保健体育科(女子)の授業で勉強したことをもとに、女子生徒が食べたいお弁当のメニューを考えて、絵画に表した作品です。

ここでは優秀賞の2作品をご紹介します。


(オンマウスで別画像)  №1 カラフル弁当
  №2 大好き弁当


優秀賞 「カラフル弁当」

ごはん(しらす、梅干し)
野菜サラダ(キュウリ、ブロッコリー、カリフラワー、にんじん、マカロニ、マヨネーズ)
ミニトマト
きんぴらごぼう(ごぼう、にんじん)
酢の物(ワカメ、キュウリ)
肉野菜いため(ブタ肉、ほうれん草、チンゲンサイ、もやし)
ロールキャベツ
目玉焼き(うずらの卵)
スパゲティ(パスタ、ミートソース)
ジャーマンポテト(じゃがいも、ベーコン、チーズ、パセリ)
フルーツ(キウイ)

優秀賞 「大好き弁当」

ごはん(おかか、のり)
玉子焼き
ブロッコリー(マヨネーズ)
プチトマト
レタス
海老フライ
煮物(たけのこ、にんじん、しいたけ、オクラ、れんこん、こんにゃく、さといも)
鶏の唐揚げ
フルーツ(いちご)

ご覧になっての感想はいかがですか?

私の感想は、中学女子は意外に和食系も好きなんだなあ、ということです。酢の物、きんぴらごぼう、煮物など。しかし、一方で魚介類の比重が少ない気がしますね。しらす、海老、おかか程度です。

お弁当のおかずに、これだけのメニューを作って準備するのは大変な手間がかかります。そのため、一部には冷凍食品に頼る傾向もみられます。

手作りにしろ、冷凍食品利用にしろ、素材が大切です。食材の安全・安心を願うばかりです。



2月23日 春一番

今日は土曜日。午前中はぽかぽか陽気で、洗濯日和でした。

午後になって、テレビ画面に「千葉県北東部に暴風警報」という臨時ニュースが出ました。家の者と、「ここは千葉県の北西部だ。こっちは大丈夫だろう」と話していました。

今日は都立高校の入学試験の日です。何かあれば、すぐに電話連絡が入ることになっていますが、やはり気になるので、学校に出ようとして電車の駅に向かいました。

電車が駅に普通に入線してきて、乗り込んだところ、急に、それこそほんの1、2分の間に、強風が吹き始めました。そこで、電車は立ち往生です。電車の車両がゆらゆら揺れました。


(オンマウスで別画像)  №1 前方に「抑止」の赤い信号
  №2 暴風のため砂塵が舞い、風景がかすんでいる。黄砂か?


「ただ今強風のため、運転を見合わせております」というアナウンスがあり、電車は駅にしばらく停車したままでした。

私はたまたま、先頭車両の、一番前の席に座っていましたので、運転手席の前方に、「抑止」という赤い信号が点滅しているのを見ることができました。駅の近くの竹林の竹が左右に大きく揺れていました。



「急速に発達した低気圧の影響で、関東地方では23日、南部を中心に南よりの強い風が吹いた。気象庁は、関東地方で春一番が吹いたと発表。強風の影響で鉄道のダイヤが乱れた」

「気象庁によると、関東地方の春一番は昨年より9日遅い。午後7時までに東京・大手町と千葉市で27.9メートル、埼玉県熊谷市で26.1メートル、前橋市で24.7メートルなどの最大瞬間風速を観測した」

ということでした。

私の乗り込んだ つくばエクスプレスの電車は約15分ほど停車したあと、風がおさまったので、運転を再開しました。

春一番をこんな形で経験したのは初めてです。大荒れの気象にもかかわらず、都立高校の入試が大きな事故もなく無事に終了したのでほっとしています。あとは好結果を待ちましょう。

2月22日 サクラサイタ

ここ2、3日、暖かい日が続いたこともあり、校庭の桜のつぼみも少し膨らんできたようです。

一方、学校の室内で栽培していた桜の切り枝は、花が咲きました。やはり、桜の花はいいですね。見ていると幸せな気分になります。

また、先週出かけた浜松町の芝離宮公園では、十月桜の花が綺麗に咲き残っていました。その写真もあわせてご覧ください。


(オンマウスで別画像)  №1 室内栽培の桜 ソメイヨシノか?
  №2 十月桜 2月17日 芝離宮恩賜公園



さて、明日は都立高校の一般入試があります。受験する3年生諸君、「サクラサイタ」ですよ。最後の1秒までフルに使って、自分の力を発揮してください。

ここのところ長文の記事が続いたので、今日はきわめて短い文章で、終わりです。

それでは皆さん、よい週末を!

2月21日 校長会・人権教育推進委員会 その2

19日(火)の午後、東京都中学校長会の人権教育推進委員会は墨田区内で地域視察を行いました。当日は講師として墨田区在住のKさんにお話をしていただきました。


(オンマウスで別画像)  №1 旧木下川小学校  №2 視察の様子 

お話の骨子は、次のとおりです。(当日配布資料による)今回も長文になりますが、どうかお読みください。
・・・・・・・
1 地域の歴史 
  明治以降の東京府の強制移転政策で浅草から関西、関東などの被差別部落の出身者が差別からのがれ、仕事を求めて木下川へ(人口増)
  明治以降の戦争(軍需産業)で皮革産業が好景気に

2 皮革産業・油脂関連産業の街として発展
  全国の豚皮なめしの80%がここで生産(日本一)(牛皮なめしは兵庫県姫路)
  油脂産業(廃油回収リサイクル・生脂・コラーゲンなど)
  墨田区の大きな地場産業
  皮革なめしは町全体が一つの工場、外注・下請け作業も多い
  関西から関東をつなぐ皮革産業のネットワーク

3 皮革産業への重圧
(1)アジア諸国の低価格豚革の生産
   規制緩和で皮革製品の輸入自由化
(2)一挙に増産された豚革産業のぜい弱性
  設備・雇用・営業・経営など、近代化しきれていない 
(3)差別による後継者不足
  仕事を継がせたくない、学歴をつけさせたい親のこころ
(4)排水問題
  2007年4月より、完全にクロム排水規制
  浄化設備とライニングコストの重圧。廃業が続出
(5)最盛期(1970年頃)160社が、現在なめし会社10社、関連含めて25社くらいに

4 地域の変貌
(1)著しい人口の減少・小学校の統廃合、地域のこどもたちが別々の学校へ
(2)皮革工場跡地の墓地造営問題。
  『東墨田です、というと、あの臭い所ね、ゴミ工場のあるところねと言われました。今度は墓だらけの所ね、と言われるのでしょうか』(墓地説明会後の地域の住民の声)
(3)廃業皮革工場跡に産廃会社が増加


(オンマウスで別画像)
№1 皮革工場 70年代は160社あったが、現在は10社に減少した。
№2 廃業した工場の跡地 建て売り住宅か駐車場になることが多いという 


5 地域への差別 
 ・実態的な差別 最終処理施設(ゴミ焼却場など)の集中、土地価格の圧倒的な低さ
・「くさい所」産業臭気から差別偏見へ 「よくあんな所に住んでいるな」
・ 最近の事例   個人宅への差別電話(皮屋だろう)
          差別落書き(殺せと煽動)       
           差別身元調査
           インターネットへの差別書き込み
・大量差別はがき事件  全国で400件以上
   墨田にも個人宅、運動団体、行政に

・インターネット掲載事件

 
6 さまざまな取り組み
  1) 木下川ピッグレザー団「すみだ皮革まつり」
     木下川のピッグレザーをインターネットで販売
    同和教育活動へ宣伝 『皮でつくろう学ぼう』
    消費者との直接交流 はじめての「革まつり1万人!」
    各所で木下川の革を素材に革工芸教室


(オンマウスで別画像)
№1 ピッグレザーにプリントされた模様   http://www.abctown.net/nakamura/
№2 加工される前のピッグレザー  http://www2.ocn.ne.jp/~plether/index.html


2) 人権と福祉の町づくり
  地域高齢者の活動 NPO法人「お互い様クラブ」
  デイサービスなど自主的に活動
3) 子ども会活動
  子どもたちの現実に合わせた活動、教員の協力
4) 差別をはねかえす情報発信の町に
  在日朝鮮・韓国の人々 朝鮮学校との交流など差別問題を抱える人々との出会いと交流の場を積極的に取り組む
5) 差別事件が発生した時に当事者を守り、支えるネットワーク体制
   地域の支援者、行政、擁護委員などの協力の必要
・・・・・・
今回の人権教育に関する①地域の方の講話、②産業・教育資料室見学、③地域視察 で私は多くのことを学びました。特に印象に残っていることは、Kさんが講話の中で、
 …「部落とは差別と闘っているところなんだよ」とある中学生が答えました。私はこの言葉はとても素敵だと思います。…

と話されたことである。人権教育の灯をかかげることの大切さを考えさせられる言葉だと思いました。




2月20日 校長会・人権教育推進委員会 その1

昨日(19日)の午後、東京都中学校長会の人権教育推進委員会が、東京・墨田区の旧木下川(きねがわ)小学校で開催され、私は足立区の推進委員として、その会に参加しました。

旧木下川小学校には「産業・教育資料室-きねがわ-」が開設されています。
当日は、①講師の話 ②産業・教育資料室見学 ③地域視察 を行いました。 

この産業・教育資料室の紹介については、雁部桂子さんの文章を引用させていただきます。
2006 年4 月29 日発行、日韓合同授業研究会会報第49号所載の文章からの引用です。

少し長文になりますが、どうかお読みください。

・・・・・・・
●資料室の立ち上げ

児童数が25 名にまで激減した木下川小学校は、2003 年3 月をもって廃校になり、第五吾嬬小学校、更正小学校と共に、八広小学校に統合されました。木下川小学校に関わってきた教職員は、木下川小学校がこれまで築き上げてきた同和教育の歩みを、地域の産業や歴史に合わせて資料館としてまとめあげたいと、強く願っていました。東京学芸大学の君塚仁彦先生、大森直樹先生の助言や指導を受け、資料整理と展示の準備が始まりました。このことを知った地域の人々、墨田解放同盟は、「木下川のためなら」という熱い思いで、惜しみない協力をしてくれました。予算の全くない中、保健室を改装する工事に、延べ50 人以上が参加し、手作りの資料室ができました。


(オンマウスで別画像)
№1 ピッグスキン(豚皮)にコンピュータ制御で印刷された虎の模様
№2 子どもたちが皮を張って製作した太鼓 


●名称、趣旨

名称を「産業・教育資料室-きねがわ-」 ARCHIIVES KINEGAWA として、その趣旨を

「産業・教育資料室-きねがわ-」は、地域の産業資料と、木下川小学校の教育・子どもたちの 営みを、収集・保存・整理・展示します。
「皮革と油脂」を中心とする木下川の産業資料は、木下川小学校に1976 年に開館した「産業資料館」の資料に新たな収集品を加えました。皮革・油脂の仕事を担ってきた人々の想いと暮らしに触れ、町づくりや地域学習に活かしていきたいものです。
地域の熱い想いで1936 年に創設され、2003 年に閉校した木下川小学校の教育は、人権教育の 灯をかかげ続けてきました。長年にわたり教師と子どもたちが積み上げてきた学習成果を収集、整理・展示、研究することで、この意味を明らかにし、教育のあり方を考える場にしたいと考えます。
この資料館が木下川の住民と他地域の人々との交流の場となり、人権学習の発信のとなることを願ってやみません。                 2004.10.20 木下川資料運営委員会


(オンマウスで別画像)  №1 皮を干している工場  №2 皮革技術センター 

・・・・・・・・
私は校内の事情で少し遅れて参加したのですが、墨田区在住のKさんから、墨田区における同和問題についてのお話を聞かせていただきました。その話の内容については、次回に掲載いたします。



2月19日 水温(ぬる)む

3万人のランナーを集めて東京マラソンが実施された日曜日(17日)、週末カメラマンの私は旧芝離宮恩賜公園に梅を見に行きました。


(オンマウスで別画像)  №1 旧芝離宮恩賜公園  №2 公園内の紅梅 

旧芝離宮公園は山の手線浜松町駅に近く、アクセスはよいのですが、こじんまりと小さい公園のため、あまり見物客がいません。

むしろ、もうすこし海岸寄りの「浜離宮恩賜公園」の方が規模が大きくて、見どころも多いため、たいていの人はそちらに足を運ぶのではないかと思います。

私は当日は水温(ぬる)む春を探訪しようと思い、庭園の真ん中に大きな池があり、手軽に水辺の観察ができる芝離宮公園の方を選びました。

ここは東京に今に残る大名庭園としては最も古いもので、1678年に、江戸幕府の老中、唐津藩主(後に小田原藩主)の大久保忠朝が作園し、「楽壽園」と命名したところです。

元々は海水を引いた潮入りの池でしたが、今は淡水の池となり回遊式築山泉水庭園です。


(オンマウスで別画像)  №1 キンクロハジロのメス(茶褐色)  №2 キンクロハジロのオス(白) 

やはり、水ぬるむ季節で、鴨の仲間のキンクロハジロの群れが水に浮かんでいました。

また、ヒキガエルが何匹も水際に集まってばしゃばしゃと騒いでおり、中にはカップルになっているものもいました。


(オンマウスで別画像)  №1 ヒキガエル  №2 ヒキガエルの抱接 

まだ朝夕の風は冷たいのですが、海の近くの旧大名庭園には確実に春が来ています。


2月18日 都内巡りレポート その3

船の科学館を後にすると、東京湾沿いに遊歩道があり、その一帯は潮風公園とよばれています。この公園はレインボーブリッジや東京タワーなどが見える広い公園で、他の区市の中学生の一団が持参したお弁当を広げていました。名前のとおり、海からの風と潮の香りが心地よく、波間に浮かぶ海鳥たちものんびり、ふわふわと漂っていました。

潮風公園から、さらに東京湾沿いに進むと、お台場海浜公園の一帯に到着します。海浜公園の浅瀬では、ユリカモメが優雅に岩の上で羽を休めていました。


(オンマウスで別画像)  №1 潮風公園からレインボーブリッジを望む  №2 ゆりかもめ 

海浜公園から階段を上っていくと、自由の女神像のある一角に着き、フジテレビの本社ビルはすぐそばです。

以前、お台場の自由の女神像はニューヨークの自由の女神像を日本人がコピーしたものだ、という意見がインターネットを騒がせたことがありましたが、実際は、この自由の女神像はフランス政府公認のレプリカだそうです。

レプリカの元になったのはパリのセーヌ河畔にある自由の女神像で、これは1998年から1999年にかけての「日本におけるフランス年」を記念して2年間だけ、日本にやってきました。その後、またパリに戻りましたが、フランス政府がレプリカを製作することを公認し、フランスのクーベルタン鋳造所で製作されたものが、また日本にやってきたということです。


(オンマウスで別画像)  №1 自由の女神像  №2 フジテレビ 

もともと、パリの自由の女神像もニューヨークの自由の女神像を、縮尺して製作されたものです。高さ11.5mのパリの女神像は1889年にフランス在住のアメリカ人有志によって建てられたものだそうです。そういう意味では、お台場の自由の女神は世界史の一部をちらりと私たちに思い起こさせてくれるようです。

フジテレビの社屋の中では楽しいキャラクターがあふれており、番組関連の催し物が各種行われていて、生徒たちは楽しいひとときを過ごしていたようです。また、テレビジョンというマスメディアの道具・手段についても、様々なことを学ぶことができたと思います。

今回の都内巡りで、中学1年生の諸君はこれから学習を進めていく上で、多くのヒントを手に入れることができたと思います。ぜひこれからの学習に生かしてほしいと思います。

2月17日 都内巡りレポート その2

お台場では、日本科学未来館を見学したあと、すぐ近くにある船の科学館に歩いて行きました。

こちらには、初代の南極観測船「宗谷」、かつて青函連絡船として活躍した「羊蹄丸」、帆船「日本丸」が係留されています。


(オンマウスで別画像)  №1 日本丸  №2 船の科学館 


このうち、初代の南極観測船「宗谷」の歴史を調べてみると、まさに昭和という時代の荒波をくぐりぬけてきた、歴史の生き証人ともいえる船だということが分かりました。


(オンマウスで別画像)  №1 宗谷  №2 宗谷2 

宗谷の歴史は波乱万丈だったようです。

…後の南極観測船「ふじ」「しらせ」は最初から南極行きの砕氷艦として建造されました。でも「宗谷」はもともと、貨物船となるはずの船だったのです。

1 元々ソ連の貨物船になるはずだった

1937年 ソ連から発注された耐氷型貨物船「ポロチャエベツ」として、長崎の川南工業松尾造船所で起工。
1938年 国際情勢悪化でソ連へ引き渡されず、民間貨物船「地領丸」として竣工。

2 日本海軍の軍務に従事
1939~1945年 海軍特務艦となり「宗谷」と改名。戦中は測量・輸送業務に従事。
この時期、アメリカの魚雷が命中したが、不発弾だったため沈没を免れる。
その他にも幾度となく攻撃されたが、不思議に弾(たま)がそれたという。

3 戦後は引き揚げ船として活躍
1945~1948年 在外邦人の引き揚げ船となる。3年間で19,000人を運ぶ。

4 海上保安任務に従事
1949~1955年 海上保安庁の灯台補給船となる。

5 南極観測に従事
1956~1961年 南極観測船へ転用が決まり、6次に渡る南極観測業務に従事。

6 海上保安庁の巡視船
1962~1978年 海上保安庁の巡視船として、北海道で活躍。1978年10月解役。

40年に渡る生涯の中で、南極観測に従事したのは6年間。この時点で船齢20年を越えていました。そろそろ引退してもよさそうなものを、さらに巡視船として16年も働きました。その歴史はまさに戦前・戦中・戦後を生き抜いた昭和の証人とも言えるものです。

実際に見ると、これで南極に行ったのかと思えるほど、小さな船です。しかし、宗谷はアメリカ海軍の魚雷攻撃にも耐え抜いた船で、幸運の船と呼ばれていたのだそうです。

私も「宗谷」の幸運伝説にあやかりたいものだと思いつつ、船の科学館をあとにして、潮風公園方面に歩いて向かいました。

・・・・・・・
都内巡りレポート その3に続きます。



2月15日 都内巡りレポート その1

今日は一日中快晴で、ぽかぽか陽気でした。第1学年は都内巡り(校外学習)に出かけましたが、事件・事故もなく、無事に終了しました。ウイークデーだったこともあり、お台場があまり混雑していなかったのは幸いでした。

生徒たちは班ごとに、自分たちで計画を立てた見学箇所を回りました。おおむね順調に見学できたようです。ただ、午後にお台場駅で出会った谷中中生のある班は、じっと動かないで誰かを待っている様子でした。班のメンバーが途中ではぐれてしまったのでしょうか。ま、これも勉強のうち、ということで、手を貸さないで、私は別の場所に移動しました。

それとなく心配していましたが、最後のチェック場所の北綾瀬・しょうぶ沼公園では、生徒全員がほぼ時間どおりに帰還できたようです。あの立ち往生していた班も、なんとか帳尻を合わせることができたようで、ひと安心しました。


(オンマウスで別画像)  №1 未来館  №2 先生のチェックを受けている谷中中生 

今日、お台場では、私はまず日本科学未来館(略して未来館と呼ばれている)で学習している生徒の様子を見に行きました。

未来館には吹き抜け空間に浮かぶGeo-Cosmos(ジオ・コスモス)がありました。

「宇宙から見た輝く地球の姿を多くの人と共有したい」という館長の元宇宙飛行士・毛利衛(まもる)さんの想いから出発した、未来館のシンボルだそうです。

直径6.5mの球体の表面には、約100万個のLED(発光ダイオード)が貼り込まれており、世界初の球体ディスプレイとして、様々なコンテンツを映し出すことが可能なのだそうです。


(オンマウスで別画像)  №1 ジオ・コスモス 後ろの通路を歩く生徒が小さく見える。  №2 アシモ 

宇宙から見た地球の姿はとても綺麗でした。

同じく、未来館の3階では人型ロボット・アシモの実演がありました。生徒たち(小学生もいましたが )は、アシモが時速6キロで走る姿や、手を微妙に動かす様子を見て、わあっと歓声を上げていました。私の目から見ても、普通の人間のように見えました。

・・・・・・・
続きは次回の「都内巡りレポート その2」でお読みください。



2月14日 春は名のみ

かくて新らしい季節ははじまつた
かくて新らしい出発の帆布(はんぷ)は高くかかげられた
人はいふ 日の下に新しきなし
われらはこたふ 日の下に古きこそなし
                      三好達治『砂の砦 ~春の日の感想~』

最近三好達治の詩集をまた読み直しています。いいですねぇ、三好達治は。
青春の頃の、胸をかきむしられるような想い…の思い出を、微弱なかたちで追体験しています。

さて、如月(きさらぎ)も早や月半ばになりました。

今日は久しぶりに校庭を散歩し、冬枯れの花壇や、ボランティアの生徒が11月に植えてくれたチューリップの発芽の様子を見て回りました。

2、3日前に「さくら草が咲きましたよ」と用務主事さんが教えてくれた、その場所に行ってみると、可憐な花が咲いていました。冬枯れの中で、まぶしいくらいに鮮やかなピンク色でした。
あとで聞いてみると、私が見たのはゼラニウムでした。


(オンマウスで別画像) №1 ゼラニウム  №2 ソメイヨシノのつぼみ 
 
一方、チューリップはたくましく育っていました。カラスを防御するネットの下で、いつのまにか、茎と葉が育っていました。忍耐力があり、力強い花だと思いました。


(オンマウスで別画像) №1 プランターに防御ネット  №2 チューリップの芽の成長 

しかし外はかなり寒く、私は早々に校長室に戻りました。まだまだ、春は名のみ…です。部屋の中では花瓶に挿したソメイヨシノのつぼみが膨らんでいました。




2月13日 まもなく都内巡り

第1学年の校外学習(都内巡り)が近づいています。今週の金曜日(15日)に実施予定です。

行き先はお台場です。主な見学施設としては、日本科学未来館、リスーピア、水の科学館、船の科学館 等が想定されています。


(オンマウスで別画像)
 №1 お台場 遠景  №2 フジテレビ本社ビル 写真はいずれもFlickerより転載 


お台場にはその他にも、フジテレビ、潮風公園、ショッピングモールなど見どころが多いので、どの施設を見学するかは生徒が班ごとに相談してコース計画を立てています。

お台場は楽しいですよね。ゆりかもめに乗るあたりでワクワクします。レインボーブリッジを渡るころには、ドキドキ感が高まってきます。

そんな楽しいところですが、あくまでも学習の一環として実施するものなので、「公共の場での責任ある行動の仕方」を身につけてきてほしいと願っています。

校外学習(都内めぐり)のしおりに「校長先生の言葉」のページがあり、そこに私は次の文章を寄稿しました。今思えば、少しノスタルジック過ぎたかなという感じの内容ですが、こちらにも掲載します。

・・・・・・・
都内巡り    
                                   校長 本庄文男

私は兵庫県の山奥の村の出身である。初めて東京へ出てきたときは、西も東も珍しくて、毎週のように週末はあちらこちらを見学して歩いた。はとバスのツアーをよく利用した。「都内文学散歩」「有名人の墓見学ツアー」「江戸のグルメの旅」など、短時間で主要なスポットを安価で回れるツアーが大好きだった。

そのうち東京暮らしに慣れてくると、自分一人で地図を片手に、週末の都内巡りを始めた。しょっちゅう道に迷っていた。地図と実際の町並みとを照らし合わせるのは、なかなか難しい。その頃、自己紹介の文章に「趣味は週末に道に迷うこと」と書いたりした。

今も時々都内巡りをしている。しかし、最近は「○○庭園にバラを見に行く」「◇◇美術館の□□展をのぞきに行く」というようにピンポイントの場所に行くことが多い。

東京は広い。しかも刻々と変化している。都内巡りに出かければ、必ず何かの発見をし、何かの新しい感動が得られる。今回の「都内巡り」で1年生の諸君は何を見てくるのだろうか。生徒諸君が新鮮な視線で「物を見る力」を発揮してくれることを期待している。
・・・・・・・



2月12日 心に残る一冊

この三連休の間に、古い電子ファイルをあれこれと整理しました。ま、ふだんはサボっている書類などの片付けをやったということです。

机の引き出しの奥から古い3.5インチのフロッピーディスクが出てきました。中には、昔の自分が書いたと思われる文章などが保存されていました。

おぉ、自分は昔こんな文章を書いていたのか、となつかしい思いで、読み返したりしました。

今日は、その昔の文章をご紹介します。
・・・・・・・

① 小・中学生時代に読んだ心に残るこの一冊
タイトル  『三好達治詩集』
著者    三好達治
コメント 

あはれ花びらながれ                                                                   をみなごに花びらながれ                                                                 をみなごしめやかに語らひあゆみ                                                           うららかの跫音(あしおと)空にながれ                                                         をりふしに瞳(ひとみ)をあげて                                                                   翳(かげり)なきみ寺の春をすぎゆくなり  

中学校の図書室にあった日本現代詩人全集のうちの一冊で三好達治の詩を読み、衝撃を受けた。この詩を読んだとき、薄暗い図書室に座っている自分の耳に桜の花びらが降りかかってくるような気がした。
同じ詩集に載っていた三好達治の「雪」という詩。

太郎を眠らせ 太郎の屋根に雪降りつむ
次郎を眠らせ 次郎の屋根に雪降りつむ

しんしんと雪が降る村の、雪明りの情景が目に浮かんだ。幼い兄弟の寝息が聞こえてくる思いがした。言葉のリズムの美しさ…。雪が降ってくるときのリズムを感じた。
 
中学生だった私は「詩とは何か」「言葉の美しさとは何か」をこの三好達治詩集を読んだとき漠然とではあるが理解できたような気がした。忘れられない一冊である。

② 生徒たちに読んでほしいこの一冊
タイトル 『一茶俳句集』
著者   小林一茶(岩波文庫)

足立区の炎天寺では一茶まつりが行われる。「むさしの国竹の塚」で詠まれたという「痩せがえるまけるな一茶これにあり」はご存知の方も多いと思う。

岩波文庫の『一茶俳句集』はポケットに入れて持ち運べるので便利である。電車を待つ間などちょっとした時間に、一句二句はすぐに読める。一茶の句のうち、好きなものを20~30句ほど暗誦しておけば、言葉感覚が豊かになると思う。

ちなみに「一茶俳句かるた」というカルタがあり、ここに入っている俳句もいいものが多い。カルタは暗誦に便利である。最初の5枚を紹介すると次の句である。

あ 愛らしく 両手のあとの のこる雪    
い 犬の子や かくれんぼする 門の松    
う うまそうな 雪やふうわり ふうわりと  
え えんばなや 上手に曲る かたつむり   (えんばな:縁先)
お おとなしく 留守をしていろ きりぎりす 
                 
・・・・・・・

「昔」と言っても、私が足立区に転勤してきた後に書いた文章だと思われます。あるいは何かの事情で没(ぼつ)になった文章かも知れません。この文章の内容は私の原体験とも言えるものなので、あらためてここに掲載させていただく次第です。


                            

2月11日 南大門の焼失

今日は建国記念の日で学校はお休みでした。

朝方、家の者がテレビを見て騒いでいるので、目を覚ましました。

なんとテレビは韓国ソウルの中心地にある南大門が火事で焼け落ちる光景を映し出していました。南大門(正式には崇礼門というのだそうです)は韓国の国宝第1号で、首都ソウルを象徴する歴史的な建造物です(1390年代に建立)。


(オンマウスで別画像)
 №1 焼失前のソウル南大門 近景
 №2 ソウル南大門 遠景 写真はいずれも d'n'c on Flicker からの転載


私はここ10年ほど個人的に韓国ウオッチャーをやってきました。日本と韓国の交流史や比較文化史などに興味をもち、様々な文献や映像を見てきました。韓国を見ていると、まるで鏡に映し出されたように、日本の姿が見えてくる気がするのです。韓国史を考えることは日本史を考えることに直結すると思っていました。

私の韓国に対するスタンスは是々非々です。韓国に親近感を感じることもあれば、その逆の感情に駆られることもあります。しかし、いずれにしろ長い交流の歴史があるのだから、両国の将来の良好な関係を模索しなければ…といつも思っていました。

実は私は韓国を旅行したことがありません。私のうちの次男が高等学校の修学旅行で数年前にソウルを訪問したことがあります。私が韓国関連の本を読んでいるのを見て、「お父さんも韓国に旅行する気があるの?」と訊いてきましたが、私は「うん、そのうちにね」とあいまいな答えしかしませんでした。

一度本気で韓国に行こうと思い立ち、詳しい旅行計画を立てたことがあります。結局この旅行は何かの都合で実現しませんでしたが…。

そのときの幻の旅行計画に、もちろん南大門の見物は入っていました。

今の季節、韓国はちょうど旧正月の休みで、ソウルの皆さんはゆっくりと美味しいご馳走を食べて、新年の祝賀の気分でいたことと思います。そこへ、大切な文化財の焼失…韓国の皆さんの無念さや、憤懣(ふんまん)やるかたなしの気持ちをお察しします。

この事件を契機に、文化財の保護について、新たな対策を打ち出していただければと思います。ソウルの南大門の焼失は、韓国だけではなく、日本人にとっても、いやアジア人、世界中の人々にとっても悲しい出来事だと思います。

2月10日 鎌倉遠足レポート その3

第2学年の鎌倉遠足は、事故や病人、怪我人もなく、無事に終了しました。

当日の朝、集合場所の東京駅のアナウンスで「人身事故が発生したため、ただ今電車の運転を見合わせています」という連絡を聞いたときは、どうなることやらと思いました。しかし、電車の遅れの影響はほとんどなく、スケジュールどおりに進行することができました。



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 №1 旗(はた)上げ弁財天(鶴岡八幡宮境内) 源頼朝による源氏の旗上げに因む
 №2 源氏の二引きの白旗  


生徒たちは自分たちが考えたコースを班単位で行動しました。一人ひとりが何を見聞し、どんな感想をもったかは、この三連休明けの生徒作文に書いてくれることと思います。作文を読むのが楽しみです。ホームページでも生徒作文を掲載できる運びになるとよいですね。


(オンマウスで別画像)
 №1 牡丹園(八幡宮内)のボタン ちょうど見頃だった。園内に中学生が一人もいなかった。観覧料500円は高いか…
 №2 残雪のある源平(げんぺい)池 鴨がのんきに昼寝をしていた。 



(オンマウスで別画像)
 №1 樹齢千年の大銀杏にちなむ長寿のお守り(鶴岡八幡宮)私も一つ買ってしまった
 №2 高徳院の庭園の白梅 


生徒たちは家族の方々にたくさん「お土産話」をしたでしょうか?ぜひ今回の鎌倉体験の話題を通して、家族の絆(きずな)をいっそう強めていただきたいと思います。

2月9日 鎌倉遠足レポート その2

今回の鎌倉遠足で、谷中中の生徒の行動の様子はどうだったのか?

全体的にはとてもよかったと思います。


(オンマウスで別画像)
 №1 鶴岡八幡宮 右は舞殿  左に大銀杏(いちょう) 大石段の上が本殿
 №2 大銀杏 樹齢千年以上。 三代将軍実朝(さねとも) を暗殺した公暁(くぎょう)はこの木の後に隠れて、石段を降りてくる実朝を襲ったといわれている。  



(オンマウスで別画像)  
 №1 大石段の途中   谷中中の生徒です。 とても見学態度がよかった。 
 №2 段上からの眺望 下に舞殿 遠くに赤鳥居。右大臣実朝もこの風景を見たはず。 ただし、暗殺事件の日は大雪だったらしい。 



学習の目標に掲げられていた次の3点、①神社やお寺などの見学の方法を学ぶ ②しっかりとした班行動 ③楽しい思い出づくり は目標達成できたと思います。

その他に、電車内のマナー(騒がない、席を譲る)や集合時刻を守る、などもよくできていました。

当日は他区市の中学校からも鎌倉遠足に来ていましたが、特に混乱はありませんでした。ただ、どこの学校の中学生でしょうか、数人の男子がお土産店で買ったらしい木刀を持ち、威圧的な態度でのし歩き、谷中中生の集合場所に近づいてきて、「こいつら雑魚(ざこ)ばかりだぜぇ」と吼(ほ)えながら立ち去っていきました。

お土産店で買った木刀を手にして気が大きくなったのでしょうか。「こいつら雑魚ばかりだぜぇ」というセリフがおかしくて笑ってしまいました。

この手の勘違い生徒はいつの時代にもいます。それゆえ、生徒間の接触による事件・事故の危険性は依然として存在します。今回の谷中中生のように、きちんとした服装、頭髪、持ち物、態度であれば、相手も近寄って来ないものです。

今回は鎌倉遠足レポート”その2”です。続きをお楽しみに。




2月8日 鎌倉遠足レポート その1

今日(2月8日)第2学年は無事に鎌倉遠足に行ってきました。好天にも恵まれ、学習の成果を十分に上げることができたと思います。

つい先日関東一円に雪が降りましたが、鎌倉でも雪が積もったのだそうです。路傍や公園の植え込みに残雪が見られました。

ちょうど1年前の同じ日に鎌倉を訪れた時は、紅梅白梅は八分咲きという感じで、菜の花さえ咲いていました。しかし、今年は寒い日が続いたこともあり、梅はまだ咲き始めでした。

まず、北鎌倉駅で下車し、円覚寺を見学しました。

円覚寺の階段を上るとき、いつも北条時宗の裂帛(れっぱく)の気合いのようなものを感じます。風雲急であった時代の武家政権の頭領の気迫…。それが今も近辺に漂っているかのようです。


(オンマウスで別画像)  №1 円覚寺の参道  №2 北鎌倉駅近辺の紅梅   

鎌倉の大仏は「美男でおわします」と言ったのは、確か与謝野晶子だったと思いますが、鎌倉の大仏を実際に見ると、彼女の意見に賛成したくなります。大仏の後ろには入り口があって、内部に入ることができます。背中には明かり窓があります。


(オンマウスで別画像)  №1 鎌倉大仏  №2 大仏の背中  

話変わって、なぜ鎌倉にはソフトクリーム屋さんがあれほど多いのでしょうか。江ノ島電鉄・長谷駅から大仏のある高徳院まで10分程度歩く間に、ソフトクリーム屋さんを5、6軒も見ました。中学生らしき集団が、群がって食べています。春先で、これなのだから、夏場はソフトクリームの売れ行きがすごいのでしょうね。

谷中中の生徒たちも大仏見学の直前に、ソフトを食べていました…。美味しいものを食べて気持ちが落ち着いたところで、その後、しっかり見物できたのでしょうね、きっと。


(オンマウスで別画像)  №1 高徳院の入り口付近で  №2 大仏の遠景  

今回は鎌倉遠足レポートの”その1”です。続きをお楽しみに。



2月8日 デイサービスセンターの大根

今日は2年生が鎌倉遠足に出かけます。遠足の様子は、後ほどお知らせします。よい天気になるとよいのですが…

さて、先日(2月6日)、谷中中学校の敷地内に設置されている「高齢者在宅サービスセンター」(デイサービスセンター)から、「大根ができましたので、どうぞ」という連絡をいただきました。

デイサービスセンターでは、介護事業の一環として農園作業を取り入れており、高齢者の方々が農作物を丹精込めて育てています。そして、立派に育ったネギや大根などの作物を毎年谷中中学校に提供していただいています。


(オンマウスで別画像)     


昨日早速、生徒会の役員の諸君がいただきに参上しました。その日の午後、私は出かけていて、生徒と一緒にお礼を申し述べることはできませんでしたが、感謝の気持ちでいっぱいです。

今日の給食のメニューは、「菜めし、さといものそぼろあん、 なめこ汁、 果物(りんご) 、牛乳」でした。さといものそぼろあんの中に大根が入っていました。


(オンマウスで別画像)  №1 給食室からのお知らせ   №2 さといものそぼろあん   


新鮮な大根はやわらかくて、ほのかな甘みがあり、とても美味しかったです。デイサービスセンターの皆さん、ありがとうございました。

「今日の給食」 のページを参考にご覧ください。

2月7日 英語教育研究会(区中研)

昨日(2月6日)足立区中学校教育研究会の一斉部会が各学校を会場に開催されました。

私は英語部の参与校長なので、会場の足立第十四中学校に出かけました。

第十四中教諭 三輪政継先生による1年6組の英語の授業が行われ、授業参観のあと研究協議会が開かれました。

1年6組は生徒数が40名のクラスです。日頃谷中中での少人数(15人~18人)の授業を見慣れている目には、生徒の人数が多くて大変だなと感じました。

足立区立中学校の英語の先生のうち、約80名が研究協議に参加され、熱心な討論が行われました。


(オンマウスで別画像)  №1 研究協議の様子   №2 グループに分かれて話し合い   

平成20年の今年、足立区立中学校の英語教育は、主要なものを挙げれば、次のような課題を抱えています。

①英語の学力向上のための授業改善
②新しく告示される学習指導要領の研究
③小学校の英語活動が活性化することに伴う課題への対応
④ALT(外国人英語指導員)の雇用形態が変わることへの対応

これらの課題に対しては皆で知恵を出し合って対応策を考えるとともに、お互いに切磋琢磨して授業力を伸ばし、足立の生徒たちの英語力を伸ばしたいものです。

2月6日 新入生保護者説明会

昨日(2月5日)午後4時30分より、新入生保護者対象学校説明会を開催しました。お寒い中、127名の保護者の皆さんに出席していただきました。これに加えて欠席届を提出された方が12名ありました。ありがとうございました。


(オンマウスで別画像)  №1 開始前の様子   №2 生活指導主任の話   

校長の話として、次のことをお話しました。

①来年度は、第3学年…2学級、第2学年…3学級、第1学年…4学級になる見通しです。毎年生徒数が増えています。保護者・地域の皆さんが谷中中の教育活動を信頼し、期待してくださっていることを強く感じています。皆さんの期待にこたえるため、全教職員で頑張るつもりです。

②来年度も数学、英語科で、少人数・習熟度別の指導を全学年、全学級で行います。

③生活指導、進路指導、部活動は、生徒一人ひとりにできるだけ多く達成感、成就感を味わってもらうために、充実した指導を行います。

④お手元に、先日実施した研究奨励校の研究発表会「学力向上のための授業改善の推進」の資料を配付しました。谷中中の実践の様子を知っていただくために、ぜひお読みいただければ幸いです。

⑤谷中中はコミュニティスクール(学校運営協議会設置校)です。学校運営に保護者、地域の方々の意見を反映させる仕組みを整えています。来年度はぜひ皆さんにも学校運営に参加し、協力していただきたいと思っています。

⑥3月2日(日)に「卒業を祝う餅つき大会」を開催します。現在6年生の皆さんも参加できますので、ぜひ参加していただきたいと思います。

続いて、教務主任の遠藤主幹、生活指導主任の山下主幹よりお話をしました。お二人の話の内容については、また別の記事で詳しくお伝えします。

谷中中の給食
さて、昨日は事務室の吉岡事務主事より、谷中中の給食について、次のことを新入生保護者の方々にお伝えしました。

①最近のニュースで報道されている中国産の冷凍餃子については、学校では一切使用していないので、ご安心ください。

②足立区の学校給食に関するガイドラインによれば、足立区では冷凍保存食品、冷凍加工食品は給食に使用してはならないと規定しています。みそ汁のダシについてもコンソメなどの使用は禁止とされています。すべて手作りです。

③本校で使用している野菜はすべて国産の物で、しかもできるだけ、地場産のものを使っています。毎朝八百屋さんや地元の生産者に納入してもらい、栄養士と調理員で一品ずつ検品して使用しています。

④私(事務の吉岡さん)は何校かで勤務しましたが、谷中中の給食は特においしいです。

⑤給食を提供する上で、もう一つ大事なことがあります。これもニュースで話題になりましたが、給食費の未納についてです。谷中中はここ2年、給食費の未納者はゼロです。当然給食費の未納についての督促はしっかり行っておりますが、谷中中の保護者の方々が真剣に給食費のことを考えてくださっているおかげで、未納者ゼロが達成できていると感謝しています。

⑥今年度もすべての世帯に給食費を支払っていただける見通しがたっています。そのため、今年度も最後まで、給食費を切り詰めることなく、おいしい給食を提供できます。

⑦新入生の保護者の皆さんにおかれましても、給食についてのご理解、ご協力をお願いします。

2月5日 季節は動いている

今日の表題は「季節は動いている」としました。

変な題ですが、今日の実感です。

今朝、私の自宅付近はものすごい靄(もや)が出ていました。2、3メートル先は見えないという感じで、つくばエクスプレス線の駅の建物がかすんでいました。春の訪れを感じさせる気象現象でした。春の場合は靄(もや)ではなく、霞(かすみ)と呼ぶべきなのかも知れません。


(オンマウスで別画像)  №1 柏たなか駅   №2 利根川、つくば方面へ   

学校では年度末の工事が始まりました。プールから消火栓につながる水道管の取り替え工事です。古い水道管が腐食して、一部漏水していました。夏になってプールが安全に使えるように、今の時期から準備をする、というわけです。


(オンマウスで別画像) №1 工事の看板 №2 校舎の中庭付近 

今日の日中はよい天気になりました。11月下旬に球根を植えたチューリップのプランターは若い芽がカラスに襲われないように、おおいが被せられていました。

一方、校門を入ったところのプランターのパンジーの仲間は、さんさんと日射しを受け、精一杯に開花していました。

春はもうそこまで来ているかのようです。


(オンマウスで別画像)   №1 チューリップのプランター №2 パンジー 

  

2月4日 雪の上野公園

節分が過ぎ、今日は立春です。
暦の上では春になりました。しかし、まだまだ寒さは続いています。


(オンマウスで別画像)   №1 雪の上野公園  №2 公園内の球場に雪
 


今日は朝からよい天気で、日射しがあり、昨日降った雪はすでにかなり解けてしまいました。道路や公園の隅、庭先にその一部を残すのみとなりました。

それにしても昨日の東京の雪景色は綺麗でした。こんなに降ったのは平成18年(2006年)1月21日以来です。2年前のその日も、朝から街に出て、写真を何枚も撮ったので、覚えています。

雪がたくさん降った冬があけたあとの春の桜は、いつもの年よりも綺麗なのだそうです。

今年の春の桜が、今から楽しみです。


(オンマウスで別画像)   №1 雪の上野公園2  №2 雪の日のローランドゴリラ 
 






2月3日 節分の雪

今日は節分です。今日で冬が終わり、明日は立春。暦の上では明日から春です。しかし、今日の関東地方は朝から雪になりました。


(オンマウスで別画像)   №1 寛永寺五重塔  №2 上野の桜の木に雪
 

週末カメラマンとしては、雪景色を写すチャンスなので、ワクワクです。早速カメラを持って街へ出ました。

最初の予定は文京区の小石川植物園でした。そこで、樹木の雪景色を撮りたいと思いました。しかし、御徒町の駅を降りたとき、駅前には数センチの雪が積もっていました。東京では意外な大雪です。これでは、植物園内はかなり積もっていると考えられ、中を歩くのは大変かもしれないと思いました。植物園は広く、雪かきをする係員はほとんどいません。

そこで、方針を変更。急遽上野動物園に行くことにしました。上野動物園なら雪かきもしてあるでしょうし、途中途中にレストランなどもあって暖をとるための休憩ができます。

こんな雪の日に動物たちはどうしているんだろう?その様子を写真に撮りたいと思いました。また、上野公園には樹木も多いので、その雪景色も撮れると思いました。

雪の日の動物たちはひっそりと屋根の下にいて、雪をさけていました。ローランドゴリラ、スマトラトラ、インドライオンなどは、みな退屈そうにしていました。元気があったのは、シロクマ、カワウソ、カモ、ペンギンなどでした。


(オンマウスで別画像) №1 雪を眺めるスマトラトラ  №2 カモとヘラサギ
 

雪の日なので見物客はあまりいませんでしたが、目立ったのはカメラマンです。あちらこちらで雪の日の動物の様子を望遠レンズなどを使って撮影していました。

私もよい写真を撮ろうとがんばりました。しかし、動物園ではフラッシュ撮影ができないので、動物の一瞬の表情をうまく撮影できませんでした。まだまだ修業が足りないようです。

2月2日 古都鎌倉への旅

来たる2月8日(金)、第2学年の生徒諸君は鎌倉遠足に出かけます。校外学習の一環です。その準備として、次の月曜日からはしおりを使っての事前学習が始まります。

(画像にマウスを置くと、もう一枚の画像が表示されます)

№1 鎌倉の大仏  №2 鶴岡八幡宮
 

以下は、そのしおりに書いた「校長の言葉」の文章です。

・・・・・・・
 古都鎌倉の都市計画がおもしろい
                     校長 本庄 文男

 谷中中が今年30周年を迎えることもあり、私は最近、谷中中の学区域が都市化していった歴史のことを、あれこれと調べた。谷中中の学区域の谷中・大谷田・辰沼地域は、今から40年ほど前は一面に田畑の広がる農村地域だったそうだ。しかし、経済が成長し、東京都の人口が増えた。谷中地域にも多くの住宅が建設された。
 このとき、地元の人々はこのまま無計画に住宅が増えれば、むしろ街は不便になり、住みにくくなると考えて、計画的な都市づくりを始めたのだった。まず田畑の区画整理を行った。次に、道路、公園、上下水道、学校などの公共施設を計画的に配置した。そして約20年かけて現在のような計画的な市街地化、都市化が完成したのだった。
 さて、今回きみたちが訪れる鎌倉はどうか?鎌倉は800年以上前、源頼朝が初の武家政権を打ち立てたとき建設された町である。歴史的な遺跡も多く、また海が近く住みやすいことから、戦前から多くの人たちが好んで住んだという。
 実は、古都鎌倉にも都市計画の悩みがあるのである。人気のある観光都市なので、大勢の人が住みたがる。しかし、何の計画もなしに住宅やビルが建設されれば、鎌倉の歴史的な味わいや美しい風景は失われるかもしれないのだ。
そこで、現代の鎌倉市は、古都の景観を残しつつ、商業・観光業も発展するようにと、都市計画をつくり、それを進めている。きみたちが訪れる鎌倉駅や北鎌倉駅周辺などは「景観地区」という指定を受けている。「景観地区」で新しい家を建てる場合、屋根の高さ、屋根の色や壁の色、家のデザインなどが、鎌倉の歴史的な雰囲気を壊さないかどうかの審査を受けるのだそうだ。
 鎌倉を訪れた人には、町の雰囲気がしっとりと落ち着いていること、山の緑のスカイラインがあちらこちらに見えることを心地よく思う。これは鎌倉市が景観を守ることを市の方針として決定し、努力を続けたことの成果なのである。
 「景観地区」の他に、鎌倉市には「高度地区」「風致(ふうち)地区」という指定地域がある。これは何の意味で、どんな地域なのだろうか?そのあたりの事情を、実際に自分の足で歩き、自分の目で見て確かめるのもよい学習になるのではないか。
 私自身は今回の鎌倉への旅を「古都鎌倉を現代の都市計画の視点から見る」という機会にしようと考えている。

・・・・・・・

2月1日 都立高校推薦入試の発表

今日は都立高校の推薦受検の合否発表がありました。

推薦受検をした生徒の79%が合格をしたという報告がありました。
なかなかよい成績だと思います。

(画像にマウスを置くと、もう一枚の画像が表示されます)
№1 湯島天神の白梅  №2 合格祈願をしました
 

合格をした人は気を緩めずに、高校生になるための準備をする勉強を続けてほしいと思います。特に、この時期、しっかりと読書をするとよいと思います。読書はのちのちの学力の財産になります。

残念ながら今回の推薦入試に不合格だった生徒は、次の一般受検に向けて、準備をすすめてください。

推薦入試は競争率が高くて、きびしいのが普通です。私が国分寺市の市立中学の校長だったとき、推薦入試の合格率が20%程度の年がありました。「今年は推薦入試に向いている生徒が少なかったなあ」とそのとき思ったものです。

推薦入試ではなく、一般入試に向いている生徒のタイプがあります。それは個性です。今回うまくいかなかった生徒は、ぜひ次のチャンスで頑張ってください。各自、自分の個性を生かせばよいのだと思います。



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谷中中学校とは?

 本庄文男

Author: 本庄文男
東京都の北端に足立区があり、区の東部に谷中(やなか)中学校があります。
学校の自由選択制度のもと、一時は生徒数が激減しましたが、先生たちの頑張りと保護者や地域の人々の応援を得て、ひと学年のクラス数が、2→3→4と年々増加し、徐々に生徒が戻ってきました。このブログでは、そんな谷中中学校の日々の顛末(てんまつ)を記します。
なお、 谷中中学校HP も併せてご覧ください。

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